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monologue.6 厳しくも思い出に残る夏を乗り越えよう!

はじめに

皆さん、こんにちは
とうとう暑い夏がやって来ましたね〜
夏はイベントごとも多く、楽しい季節ですが選手にとってはまさしく地獄。
練習中は暑さでしんどい、食欲も失せる、なかなか寝付けないなど選手を苦しめる要因が様々出てきます。

でも、この暑い夏をどう過ごすかで秋冬に実力の差が大きくなっていきます。
まさしく試練の夏です!
この試練、みんなで乗り越えていくために
・練習
・私生活
・食事
の面でお話していきます!
読んでみて、良いなと思う事は是非実践してみて下さい!

練習

(1)身体の機能
夏の練習は質も量も落ちてしまいます。
暑さによって気持ちが負けてしまっている...と自分を責めている人はいませんか?
もしかすると、そうした人もいるかも知れませんが
夏に練習がうまくいかない理由が人の身体機能的にちゃんとした理由があります。
この話は後の、私生活で詳しくお話していますが
まず、練習の質や量が落ちてしまうのは仕方がない事を理解する事が大切です。

(2)練習内容
暑いから練習の質と量を少なくする事は選手時代に何度もありました。
ただ、これは良いも悪いも考え方次第で紙一重な選択だと思います。
・良く言えば
環境に応じて臨機応変に良い練習を行うための内容に変更した
・悪く言えば
しんどい練習から逃げた

練習強度を調整する判断は難しいと思いますが
以前、私が載せたmonologue.2 モチベーションが成長を妨げた!?
の中でお話した内容で、相談は気持ちや感情にせず、身体にしてあげる事というのが
今回の練習強度を調整する判断を正しく行う事ができると思います。
暑い中での練習は身体や内臓に大きな疲労やダメージを受けます。
無理して練習を行うと熱中症や貧血など秋冬にもダメージが残るような症状が発生します。
また、練習強度を落とさなかった事で結局、練習の序盤からメニューこなす事が出来ずにダラダラとした練習になってしまいます。
こうした意味のない練習になるのであれば、練習強度を落としてでも締まった雰囲気で行う練習も良いかと思います!
ただ、暑くても普段通りの練習を達成する事は自力も自信もかなり鍛える事が出来ます。
私としては最悪な環境でも試合が行われるため、その最悪を想定して行う練習に意味があると思っています。そのため、練習内容を落とした練習を行なって出来たとしても、あまり良い練習ができた気がしませんでしたね笑

(3)メンタル
これは私が特に意識していた事なのですが、過酷な練習ほど集中する事です。
結構当たり前な事を言っているのですが、いざとても暑い中での練習を目の前にすると気持ちがマイナス思考になると思います。
ですが、私は逆により集中できるように意識していたし出来るようになりました。
これは本当に私の強みだったと思います!
大学3年生の時の箱根駅伝予選会はとても気温が高く暑かったです。
その中で私はチーム内でも予選会を走れるか走れないかの実力でありながら、関東学生連合に選出されるほどの結果でした。
きっとみんなは暑さで実力を発揮しきれない中で私は実力を発揮できた。
本当にそれだけの事でしたが、結果としては大きく違ってきます。
実力だけでなくメンタル面でも優位に立つことでより試合に勝つ事が出来るため、夏は気持ちもしっかり鍛えていきたいですね!!

私生活

暑いと汗が出ますよね
身体には暑さに適応するために汗を出し体温を下げる温度調節機能があります。
ですが身体の機能として働くにはエネルギーが必要で、練習以外でも私生活や睡眠時にも汗をかく夏はどの時期よりも消費エネルギーが多いと言われています。
また、涼しい屋内と暑い屋外の温度差により自律神経が乱れることで夏バテになります。
このように夏特有の身体の反応や私生活で身体の疲労感が増していきます。
解決策として、
・部屋の温度を適温にする
(睡眠時はクーラーを適温のまま付けっぱなしにする)

・外での軽い運動をこまめに行い、身体を暑さに慣らす
・規則正しい生活習慣
(7時間睡眠、食事をしっかり摂る、こまめに水分をとる)
これらを、気をつけることで、自律神経が整い身体が暑さへと適応していきます。

食事

夏は貧血になりやすい上に必要な栄養素も、夏バテによりなかなか摂取しにくくなっています。
ここで、夏に摂取すべきオススメの栄養素と食べる時のポイントをお話します。

(1) 鉄分
汗は、塩分と一緒に鉄分を含むミネラル成分が出ます。夏は多くの汗をかくため、貧血になりやすくなります。
monologue.3 PROTEINにて貧血対策の食材を書いていますのでそちらを読まれて下さい。

(2)ビタミンB1
ビタミンB1はブドウ糖をエネルギーに変換する栄養素です。
もしビタミンB1が不足しているとブドウ糖がエネルギーに変換されず、疲労度が大きくなる事や食欲不振になり身体に必要な栄養素を摂取できなくなります。
特に疲労度の高い夏にはビタミンB1は必須な栄養素です。

ビタミンB1を多く含む食材
豚肉・うなぎ・全粒穀物・大豆・ほうれん草 など

(3)ビタミンC
ビタミンCは人の身体では生成できない栄養素です。その為、食材から摂取する必要があります。
ビタミンCの効果は活性酸素に対する抗酸化作用や鉄分の吸収を良くする効果があります。お
活性酸素が多く発生すると、体調不良や疲労が取りにくくなる、肌荒れの原因にもなります。
活性酸素が増える要因として、紫外線や運動不足、ストレスなどで増加していきます。特に夏は活性酸素が増える要因が多くあるため、抗酸化作用のあるビタミンCを摂取していきたいですね!

ビタミンCを多く含む食材
ジャガイモ・赤ピーマン・ブロッコリー・イチゴ・キウイ
(ビタミンCは壊れやすい栄養素のため新鮮なうちに早く調理して食べるといい!ピーマンは色によって栄養素が異なり、ビタミンCが多く含まれているのは赤色)

夏の食事で気をつけること!!
夏は食事が喉を通りにくくなりますよね
夏こそ沢山の栄養素が必要なのに

このような食欲不振の原因は、冷たいものを体内に入れすぎているからです。これは胃の中の温度が低下して消化管の働きや消化液の分泌量が少なくなるからです。
その為、食材が消化しにくくなり必要な栄養素を吸収出来ない上に新しい栄養素も摂取できない状態になってしまします。
また、冷たい飲み物や食べ物は必要以上に体内に入れたくなるものです。そこで満腹感もあり、食事が取れなくなってしまします。
対策として、温かいものを体内に摂取してあげましょう!嫌かも知れませんが、私は食事を取る順番として先に、温かいスープから摂取していました。また、寝る前にもレモンティーなどの温かい飲み物を摂取することで、次の日に朝は暑い夏でもダルさが軽減したように感じます!皆さんも少し意識して、温かいものを摂取してみて下さい。

最後に

皆さんのためになる情報は有りましたでしょうか?
夏はやる事、意識することが沢山でそこまで気が回らないって方もいらっしゃるかも知れません!最初は全部を意識しなくても大丈夫です。1つずつ行動に移し自分に合っていると感じたものは自然と習慣になっていくものです!
今後の人生でも、記憶に残ることは試練に立ち向かった思い出ばかりでしょう!
今年の夏も、皆さんの思い出に残る夏にしていきましょう!!

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